はじめに
Outlookの標準機能により、アドインが自動で無効化される場合があります。 本手順書では、無効化状態から再有効化する手順をご案内します。
※無効化の対象外とする設定については、以下をご確認ください。
なお、Outlookによるアドインの無効化は以下の2種類あります。
- ソフトに無効化 (Soft-disabled) ※こちらのケースがほとんどです。
- ハードに無効化 (Hard-disabled)
本件に関するMicrosoftの公式ドキュメントは以下です。
1. ソフトに無効化の再有効化手順
アドインによってエラーが発生したり、アドインに異常が検知された場合、Outlookにより「ソフトに無効化」される場合があります。
この場合、以下の手順で再有効化が可能です。
- Outlook の [ファイル]タブ を押下し、アカウント情報を表示
- 左のメニューから [オプション] を押下
- Outlookのオプションが表示されるため [アドイン] を押下
- COMアドイン の 右側にある [設定]ボタン を押下
- OutlookOkan にチェックを入れ [OK] を押下
※この際、以下のようにエラーメッセージが表示されている場合、再有効化できない場合があります。 (64bit版Office に 32bit版用アドインをインストールされた場合など、アドインが動作できない状態に表示されるケースがほとんどです。)

2. ハードに無効化の再有効化手順
アドインによってOutlookに問題が発生したり、Outlookが強制終了した場合、Outlookにより「ハードに無効化」される場合があります。
この場合、以下の手順で再有効化が可能です。
- Outlook の [ファイル]タブ を押下し、アカウント情報を表示
- 左のメニューから [オプション] を押下
- Outlookのオプションが表示されるため [アドイン] を押下
- COMアドイン の右側の▽を押下し「使用できないアイテム」を選び [設定]ボタン を押下
- 使用できないアイテム画面で、OutlookOkan を選択し「有効にする(E)」ボタンを押下